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[雑誌掲載] 『新建築住宅特集』2024年12月号に「落合の居拠(いどこ)」を掲載いただきました。




落合の居拠(いどこ)

池原靖史+冨山正幸


「落合の居拠(いどこ)」を掲載して頂きました!


幅100ミリの極細コンクリート格子梁が織りなす濃密な住空間になっております。


最近、環境工学の世界では「コンクリートは使わないほうがいい」という事になっていたりするのですが、

「できるだけ多くの可能性が残されている状態」が、より豊かではないかな、と私たちは考えています。


今回は新建築さんにお願いして、打放しコンクリートの住宅だからこそ、あえて「環境」特集号に

掲載していただくことにしました。


エンボディドカーボンや断熱性能から論じるのを一旦やめて、「コンクリート打放しは

蓄熱体&輻射体として働く優れた仕上げである」という側面を住環境に落とし込みました。


コンクリート打放し内皮には輻射冷暖房の冷温水パイプが敷設されており、

通常の考え方とはちょっと違った合理性を追求した建築です。



環境実測・検証 深和佑太

施工 小川共立建設 合田太郎・合田邦雄

写真 新建築社 山森誠

編集 新建築社 阿部加奈子





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